ピカパカ出張DXとは?特徴・料金・評判を解説
ピカパカ出張DXの機能、連携航空会社・ホテル数などの具体的な数字、料金体系、BOXIL・ITreviewに投稿された口コミ、他のBTMと比較した強みや導入前の確認ポイントまで実務目線で整理しました。
出張管理システム(BTM)の比較検討で名前が挙がることの多いピカパカ出張DX。国内外の航空券・ホテル・新幹線・レンタカーをまとめて手配でき、法人一括請求で立替精算をなくせる点が特徴です。一方で、実際に使った企業はどう評価しているのか、料金はいくらなのか、他のBTMと比べてどのような強みがあるのかは、公式サイトを読むだけでは分かりにくい部分です。本記事では、公式サイトの情報とBOXIL・ITreviewに投稿された利用者の口コミをもとに、ピカパカ出張DXを詳しく整理します。
この記事の要点
- ピカパカ出張DXは、株式会社ピカパカが提供する法人向けの出張手配・管理システム。
- 国内航空券(LCCを含む最大12社を横断検索)、国内ホテル、新幹線、レンタカー、会議室、団体旅行、国内ダイナミックパッケージまでを1画面で手配できる。
- 料金は公式サイト・BOXIL等の比較サイトのいずれにも金額の記載がなく、個別見積もりが基本。
- 最大の強みは対応範囲の広さ。査証代行やeSIMまでワンストップで依頼したい企業に向く。
- 口コミはBOXIL(7件・平均4.14)とITreview(1件・4.0)を参照。
- BTMを導入すると手配の効率化と法人一括請求による立替精算の解消は進むが、社内の承認との接続は別途設計が必要。
ピカパカ出張DXとは?
ピカパカ出張DXは、株式会社ピカパカが提供する法人向けの出張手配・管理システムです。東証プライム上場のエアトリ法人部門(エアトリグループ)から分社化して設立された企業で、国内外の出張手配に加えて、出張申請・承認、経費精算連携までを1つのサービスでカバーする総合型BTMに位置づけられます。
公式サイトによると、累計取引実績社数は3,500社(2018年の分社化前の取引社数を含む)、取扱航空会社は132社、取扱ホテルは64万軒(いずれも国内・海外の合計)とされています。
ピカパカ出張DXでは何を手配できるのか?
国内出張で手配できるもの
国内航空券(LCCを含む最大12社を比較横断検索)、国内ホテル、新幹線、レンタカー、会議室、団体旅行、国内ダイナミックパッケージまでを1つの画面で手配できます。
海外出張で手配できるもの
海外航空券・海外ホテルに加え、海外レンタカー、鉄道、査証(ビザ)代行申請、eSIM、Wi-Fiレンタル、海外旅行保険まで対応しています。海外出張特有の手続きをまとめて依頼できる点は、海外出張の頻度が高い企業にとって実務上の負担軽減につながります。
申請・承認、精算まわりの機能
出張申請・承認機能、旅費上限設定、経費精算システム連携、人事労務システム連携、代理手配申込、管理者への予約内容自動通知、社員管理、シングルサインオン・ワンタイムパスワードといった機能も備えています。新幹線・レンタカー・会議室・eSIM・旅行傷害保険まで含めて請求書後払いに対応しており、従業員が一時的に立て替える運用を前提としない設計です。
ピカパカ出張DXの料金はいくら?
ピカパカ出張DXの料金は公式サイト・主要な比較サイト(BOXIL等)のいずれにも具体的な金額の記載がなく、個別見積もりが基本です。公式サイトでは「ご利用状況に応じた料金プランをご案内いたします」とされており、利用規模や手配範囲に応じて条件が変わる仕組みと考えられます。無料デモも用意されているため、費用感を把握したい場合はまずデモ・問い合わせで確認することになります。
見積もり取得のタイミングについては、後述の「導入前の確認ポイント」でも整理しています。
他のBTMと比べた強みは?導入前に何を確認すべき?
強み
対応範囲の広さが最大の強みです。じゃらんコーポレートサービスや楽天トラベルRaccoのような国内宿泊特化型サービスと異なり、航空券・新幹線・レンタカー・海外出張までを1つの窓口で手配できます。加えて、新幹線やレンタカー、会議室、eSIM、旅行保険まで請求書後払いに対応しているため、法人一括請求による立替精算の解消という効果を、宿泊だけでなく出張業務全体に広げやすい設計になっています。
また、出張申請・承認機能や人事労務システム連携を標準で備えている点も、単なる予約サイトとの違いです。口コミでもカスタマーサポートの対応の速さが評価されており、オンラインで完結しにくい予約は代理手配で補える体制があります。
導入前の確認ポイント
料金は公式サイトに掲載されておらず、利用状況に応じた個別見積もりとなります。他社と横並びで費用を比較したい場合は、早めにデモ・問い合わせで見積もりを取得しておくと、社内稟議を進めやすくなります。
また、ホテルや航空券の在庫・料金は、エリアや路線、時期によって変わります。導入前に、自社の出張者がよく利用する出張先のホテルや便を実際に検索し、選べる施設や便の傾向を確認しておくと、導入後のギャップを避けやすくなります。
あわせて、既存の経費精算システムや人事労務システム、社内ワークフローとどこまで連携させるか、旅費上限や承認経路といった出張規程をどう設定するかも、事前に整理しておきたいポイントです。
13サービスを横断した比較は法人出張管理(BTM)13サービス徹底比較でも整理していますので、あわせてご確認ください。
ピカパカ出張DXの口コミ・評判はどうなっている?
ここでは、レビューサイトBOXIL(7件、平均4.14)とITreview(1件、4.0)に投稿された利用者の声を紹介します。いずれも投稿者個人の主観的な評価であり、1Approvalが検証した事実ではない点にご留意ください。
良い評価
各自の立て替えも出張後の精算処理も不要で、業務効率化に貢献している
— IT・通信系、11〜30人規模(BOXIL)
文字も大きく分かりやすい。ページが簡潔でどこへ進めばよいか、すぐ理解できる
— 不動産・建設系、501〜1000人規模(BOXIL)
複数の航空会社商品が表示され、比較検討がスムーズに運ぶようになり助かっている
— 教育・学習系(大学)、50〜100人未満(ITreview)
このほか、新幹線とEXサービスとの連携で予約がスムーズになった、QRコード送付によってぎりぎりの発注でも購入できるようになった、カスタマーサポートの対応が丁寧といった声もありました。
要望として挙がっていた点
一方で、宿泊施設や航空券の選択肢について、さらなる拡充を望む声も見られました。ホテル・航空券の在庫や料金は出張先のエリアや路線、時期によって変わるため、導入前のデモで自社の主要な出張先を実際に検索して確認しておくと安心です。
全体として、立替精算の解消と操作のしやすさ、複数の航空会社を比較できる検索性を評価する声が多く見られます。レビュー件数は現時点では限られるため、実際の使い勝手はデモで確かめたうえで判断することをおすすめします。
ピカパカ出張DXはどんな企業に向いているのか?
向いている企業
- 国内・海外の出張で、航空券・新幹線・ホテル・レンタカーをまとめて1つの窓口で手配したい企業
- 海外出張の頻度がある程度あり、査証代行やeSIMまで含めてワンストップで依頼したい企業
- 従業員の立替精算をなくし、法人一括請求へ移行したい企業
慎重に検討したい企業
- 事前に概算費用を把握したうえで社内稟議を進めたい企業(料金は個別見積もりのため、稟議前に見積もりの取得が必要)
- 出張の手配が国内宿泊のみで、航空券・新幹線・海外出張の手配ニーズがほとんどない企業(国内宿泊特化型のサービスも選択肢になります)
よくある質問(FAQ)
ピカパカ出張DXの料金はいくらですか?
公式サイト・比較サイトのいずれにも具体的な金額は公開されておらず、個別見積もりとなります。利用規模や手配範囲によって条件が変わるため、無料デモや問い合わせを通じて確認する必要があります。
ピカパカ出張DXの口コミの評価は高いですか?
BOXILでは7件のレビューで平均4.14、ITreviewでは1件で4.0という評価が確認できます(2026年9月時点)。立替精算の解消や操作性、複数の航空会社を比較できる検索性を評価する声が多く見られます。件数自体はまだ多くないため、判断材料の一つとして参考にしつつ、デモで実際の使い勝手を確認するのがおすすめです。
ピカパカとエアトリ・DeNAトラベルの関係は?
ピカパカ出張DXは、東証プライム上場のエアトリグループの法人BTM事業から分社化して設立された企業が運営しています。旧DeNAトラベルの法人デスクを含む形で事業が集約され、その後ピカパカへ商号変更した経緯があります。
ピカパカ出張DXと国内宿泊特化サービスはどちらを選ぶべきですか?
出張業務全体(航空券・新幹線・レンタカー・海外出張・承認)を1つの窓口でまとめたい場合はピカパカ出張DXのような総合型が、国内宿泊の手配だけを集約できれば十分な場合はじゃらんコーポレートサービスや楽天トラベルRaccoのような宿泊特化型も選択肢になります。用途に応じて併用する企業もあります。
BTM選定と並行して考えたい「承認と手配をつなぐ」設計
ピカパカ出張DXのようなBTMを導入すると、出張手配そのものの効率化と、法人一括請求による立替精算の解消が進みます。一方で、社内の申請・承認システムとBTMが分断されたままだと、申請番号と予約番号の対応付けや、承認後の価格変動への対応といった運用は個別に残ります。
1Approvalは、この「承認と実際の手配・購買をつなぐ層」を担う仕組みです。承認ボタンを押した時点で購買が実行されるため、承認済みの申請と実際の予約が別々に存在する状態を避けられます。購買・出張データは実行された時点で経費データとして自動生成され、会計・経費精算システムと連携できるほか、複数サービス・複数取引先の利用料を月1回の法人一括請求にまとめられるため、BTMを含む接続先が増えても請求の受け取り方は変わりません。
BTMの選定と並行して、社内の承認・管理をどう設計するかを整理したい方は、1Approval 出張・トラベルの詳細を見るから具体的な仕組みを確認してみてください。
まとめ
ピカパカ出張DXは、国内外の航空券・ホテル・新幹線・レンタカーをまとめて手配でき、法人一括請求で立替精算をなくせる総合型BTMです。口コミでは、立替精算の解消と操作のしやすさが特に評価されています。
自社に合うかどうかを判断するには、無料デモや問い合わせで見積もりを確認したうえで、実際に自社が使う予定の路線・エリアでホテルや航空券を検索してみることをおすすめします。あわせて、承認から手配・精算までを通しでテストし、社内のワークフローとどこまでシームレスにつながるかを確認しておくと、導入後のギャップを避けやすくなります。
主な参照先
監修
伏見 匡矩
株式会社エイチ 代表取締役社長
- 国内旅行業務取扱管理者
株式会社エイチ代表取締役社長。出張手配・会場手配の実務を起点に、申請・承認から購買実行までを一体で扱う1Approvalを立ち上げ、事業責任者としてプロダクト設計に携わる。国内旅行業務取扱管理者。出張手配の実務とBTM各社の比較検証を踏まえ、承認・予約・精算をつなぐ設計を扱っている。
経歴・運営者情報を見るこの記事のテーマ
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