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Create!Webフローの料金|連携は定額

Create!Webフロー(インフォテック株式会社)のクラウド版は1ユーザー月額500円、最低10ユーザーからです。ただし連携オプションはユーザー数に関係なく契約単位の定額で、Teams連携は月15,000円。10人ならこれだけで1人当たりが4倍になります。パッケージ版との損益分岐が人数で3.2年から0.8年まで動く理由もあわせて整理します。

Create!Webフローの料金|連携は定額

Create!Webフローの料金は、わかりやすい部類です。クラウド版は1ユーザー月額500円、初期費用0円、最低10ユーザーから。 他社と並べても素直な水準です。

分かりにくいのは、その先です。連携オプションの価格表だけ、単位が違います。

オプションはユーザー数に関係なく、契約システム環境単位の価格

Teams連携が月15,000円、クラウドサイン連携が月30,000円。人数で割らない定額です。つまり10人の会社がTeams連携を付けると、基本5,000円にオプション15,000円が乗り、1人当たりは4倍の2,000円になります。500人なら530円です。

本記事では公式の価格ページと機能一覧から、この構造と、パッケージ版との分かれ目を整理します。

この記事の要点

  • 提供元はインフォテック株式会社。ITreviewのレビューは112件・平均4.1で、本サイトで扱った製品のなかでは母数が大きい部類です。
  • クラウド版は1ユーザー月額500円(年額まとめて5,500円・税別)。初期費用0円、最低契約10ユーザー、1ユーザー単位、最低利用期間は1年です。
  • ディスク容量は追加費用なしで、ユーザー数×5GBを全ユーザーでシェアします。
  • 連携オプションはユーザー数に関係なく契約単位の定額です。Teams連携 月15,000円、クラウドサイン連携 月30,000円、APIライセンス 月27,500円、SharePoint/ガルーン/駅探/決裁データ出力が各8,000円。
  • そのため少人数ほどオプションが重くなります。Teams連携だけで、10人なら1人当たり4倍、50人で1.6倍、500人で1.06倍です。
  • パッケージ版は50ユーザー600,000円から。保守は初年度から必須で、ライセンス価格の15%/年(無制限ユーザーは20%)。
  • クラウド版とパッケージ版の損益分岐は人数で大きく動きます。 50人なら約3.2年、100人で約2.2年、300人で約1.1年、500人で約0.8年でパッケージが追い抜きます。
  • 理由はパッケージの単価が人数に対して逓減する(50人で1人12,000円、1,000人で3,200円)のに対し、クラウドは線形だからです。
  • レビューの短所では印影の設定が分岐の多いルートで複雑、公印(代表印・銀行印)に非対応、組織変更でユーザーがフロー上で無効になる場合があるという指摘が挙がっています。

クラウド版の料金

公式の価格ページの内容です。すべて税別。

項目内容
初期費用0円
利用料月額500円/1ユーザー、年額まとめて5,500円/1ユーザー(1か月分お得)
ディスク容量0円。ユーザー数×5GBを全ユーザーでシェア
最低契約数10ユーザー(1ユーザー単位で申し込み可)
最低利用期間1年単位の契約
途中解約可能。ただし支払い済みの料金は返金なし

500円という水準は、コラボフローやX-point Cloudと同じです。最低10ユーザーという下限も、Garoonと並ぶ低めの設定です。ここまでは素直です。

連携オプションが定額であること

価格表で単位が変わるのはここです。

オプション月額年額まとめて
クラウドサイン連携30,000円360,000円
APIライセンス27,500円330,000円
Teams連携15,000円180,000円
DocuWorks出力11,000円132,000円
決裁データ出力8,000円96,000円
ユーザー情報連携8,000円96,000円
SharePoint連携8,000円96,000円
サイボウズ ガルーン連携8,000円96,000円
駅探連携8,000円96,000円
ポートレット表示6,500円78,000円
FUJIFILM IWpro連携5,000円60,000円
接続元IP制限2,000円24,000円

いずれも1契約あたりの価格で、ユーザー数には連動しません。

この構造は、人数によって意味が反転します。

Create!Webフローの連携オプションが契約単位の定額であるため、利用人数が少ないほど1人当たりの負担が重くなることを示した棒グラフ。基本500円にTeams連携15,000円を足すと、10人では2,000円で基本の4倍、50人で800円、100人で650円、500人で530円になる

利用人数基本料金+Teams連携1人当たり基本との比
10人5,000円20,000円2,000円4.00倍
50人25,000円40,000円800円1.60倍
100人50,000円65,000円650円1.30倍
200人100,000円115,000円575円1.15倍
500人250,000円265,000円530円1.06倍

クラウドサイン連携(月30,000円)なら、10人では1人当たり3,500円。基本の7倍です。

規模が大きいほど、この製品のオプションは「安い」。 500人でTeams連携を入れても、1人当たりの上乗せは30円です。逆に10人の会社がオプションを2つ3つ付けると、ワークフロー本体より連携のほうが高くなります。

見積もりの前にやること

使う連携を先に確定してください。 単価500円だけで比べると、小規模では見積もりが2〜4倍に膨らみます。

これは他製品と逆の性質です。MAJOR FLOWは50ユーザ単位の契約で本体のほうが階段状に重くなる設計でした。desknet’s NEOのオプションは1ユーザー500円など人数に連動します。Create!Webフローは本体が線形で、オプションが定額です。

製品本体オプション
Create!Webフロー人数に比例(500円)契約単位の定額
desknet’s NEO人数に比例(600円〜)人数に比例(AppSuite 500円など)
MAJOR FLOW50ユーザ単位の階段非公開
コラボフロー人数に比例(500円〜)プランで切り分け(帳票出力・モバイルは上位)

公表単価だけで横並びにできない理由がここにあります。 本サイトのワークフローシステム比較でも、公表単価に含まれない要素を別の章として分けています。

パッケージ版と、クラウドとの分かれ目

パッケージ版は買い切りです。公式に全ユーザー数帯の価格表が掲載されています(抜粋・税別)。

ユーザー数ライセンス価格1人当たり
50600,000円12,000円
100900,000円9,000円
2001,200,000円6,000円
3001,500,000円5,000円
5002,000,000円4,000円
1,0003,200,000円3,200円
無制限6,800,000円—
  • 年間保守は初年度から加入必須。ライセンス購入価格の15%/年(無制限ユーザーは20%)
  • 検証機・バックアップ機として使う場合は標準価格の50%
  • インストールメディアは別途有償。瑕疵の無償保証は納入日から1年

損益分岐は人数で3.2年から0.8年まで動く

クラウド版の年額(5,500円×人数)と、パッケージ版(ライセンス+保守15%×年数)が等しくなる年数を計算するとこうなります。

利用人数クラウド年額ライセンス保守(年)パッケージが追い抜く時期
50人275,000円600,000円90,000円約3.2年
100人550,000円900,000円135,000円約2.2年
200人1,100,000円1,200,000円180,000円約1.3年
300人1,650,000円1,500,000円225,000円約1.1年
500人2,750,000円2,000,000円300,000円約0.8年
1,000人5,500,000円3,200,000円480,000円約0.6年

※公表されている価格から計算した値です。サーバーの調達・構築費用、運用の人件費は含みません。

理由は単純です。パッケージの1人当たり単価が人数に対して逓減する(50人で12,000円、1,000人で3,200円)のに対し、クラウドは何人でも5,500円のままだからです。

desknet’s NEOでは、パッケージ版が3年総額でクラウド版の3割前後に収まり、その比率はどの規模でもほぼ一定でした。Create!Webフローは規模によって答えが変わります。50人ならクラウドが3年間は安く、500人なら1年を待たずにパッケージが逆転します。

ただしこの数字だけで決めないでください。 パッケージ版には価格表に載らない費用が続きます。サーバーの調達と構築、バージョンアップ作業、バックアップと監視、セキュリティパッチの適用。情シスに運用の担い手がいなければ、逆転の年数は意味を持ちません。

総額の出し方はワークフローシステムの費用相場|総額の出し方に整理しています。

機能と連携先

公式の機能一覧に挙がっている連携先は、ワークフロー製品としては広い部類です。

認証・ポータル — シングルサインオン(SSO/SAML)、ポートレット表示、SharePoint連携、サイボウズグループウェア連携

通知 — Teams連携

データ連携 — データベース連携、自動申請/外部システムからの申請、決裁データ出力、ユーザー情報連携、API連携、kintone連携、クラウドサイン連携、FUJIFILM IWpro連携、駅探連携(経路検索・交通費)、Webhook

駅探連携があるのは、交通費精算を同じ基盤に載せたい場合に効きます(別途、株式会社駅探の乗り換え案内ASPサービス契約が必要です)。交通費の実務は交通費精算のやり方|定期区間と二重請求に整理しています。

セキュリティ面では、自動監視、自動バックアップ、通信暗号化、二要素認証、SSO(SAML)への対応が挙げられています。

申請書については「申請書の見た目を再現できる」とされており、レビューでも「WordやExcelの書式を取り込んで申請フォームにできる」点が評価されています。紙からの移行を重視する設計です。この性格はワークフローEXやコラボフローと近い系統です。

評判

ITreviewに掲載されているレビューは112件・平均4.1です(提供会社の表記はインフォテック株式会社)。112件は本サイトで扱った製品のなかでは大きな母数で、傾向として読める水準です。

長所としてよく挙がるもの

  • 紙やメールの申請が減り、印刷・保管の手間と事務工数が削減できた
  • 承認の進捗がリアルタイムで分かり、滞留箇所を確認しやすい
  • スマートフォンや社外からでも承認でき、決裁までの期間が短くなった
  • WordやExcelの書式を取り込んで申請フォームにできるため、現場に馴染みやすい
  • 条件分岐、長期不在時のスキップ、承認ルートの途中変更に対応している
  • 導入時のサポートが丁寧

短所としてよく挙がるもの

  • 印影(印鑑)の設定が複雑。 分岐が多いルートでは、ルート数に応じて印影を配置する必要があり分かりにくい
  • 申請フォームと承認フォームの違い、フォームマネージャーの操作に慣れが必要
  • 条件分岐の設定画面や、スマートフォン画面での一部操作に改善の余地がある
  • 公印(代表印・銀行印)の押印機能がない
  • 組織変更で、ユーザーがフロー上で無効になる場合がある
  • パスワード付きPDFを添付できない、ルートの人数制限がある

印影に関する2つの指摘は、この製品の性格の裏返しです。 紙の見た目を再現することを重視しているからこそ、印影の配置が設定項目として現れ、分岐が増えるほど手間になります。紙の様式を捨ててWeb上のフォームに作り直す製品では、この手間自体が発生しません。

公印に非対応という点は、用途を分けます。社内の稟議には不要ですが、対外的な契約書に代表印を押す工程までを同じ基盤に載せたい場合は、クラウドサイン連携(月30,000円)など別の手段が必要になります。

組織変更でユーザーがフロー上で無効になるという指摘は、承認者の維持に関わります。承認者をどう維持するかは製品ごとに考え方が違い、本サイトでレビューした範囲では7通りに分かれます(比較記事に一覧があります)。組織改編が頻繁な企業は、ここを実機で確認してください。

向く会社、向かない会社

向く会社

  • 100人以上。オプションが定額のため、規模が大きいほど有利になります
  • 紙やExcelの申請書の見た目を残したい。 書式を取り込んで再現できます
  • オンプレミスの選択肢を残したい。 パッケージ版の価格表が全ユーザー数帯で公開されています
  • 連携先が多く必要(SharePoint、ガルーン、kintone、Teams、クラウドサイン、駅探、Webhook)
  • 評価の母数を重視する。ITreview 112件・平均4.1は大きい部類です

向かない会社

  • 10〜30人程度で、連携オプションを複数使いたい。 本体より連携のほうが高くなります
  • 印影の配置を設定したくない。分岐が多いルートでは手間が増えます
  • 代表印・銀行印を押す工程まで同じ基盤に載せたい。 公印に非対応です
  • 組織改編が頻繁で、承認者の維持を自動化したい

よくある質問(FAQ)

Create!Webフローの提供会社はどこですか?

インフォテック株式会社です。帳票ソリューションのCreate!Form、業務システムのCreate!JobStationと同じシリーズの製品です。

クラウド版は何人から契約できますか?

最低契約数は10ユーザーで、そこから1ユーザー単位で申し込めます。初期費用は0円、最低利用期間は1年単位です。途中解約はできますが、支払い済みの料金は返金されません。

連携オプションの料金はユーザー数で変わりますか?

変わりません。オプションはユーザー数に関係なく、契約システム環境単位の価格です。Teams連携が月15,000円、クラウドサイン連携が月30,000円、APIライセンスが月27,500円、SharePoint・ガルーン・駅探・決裁データ出力が各8,000円(いずれも税別)。少人数ほど1人当たりの負担が重くなります。

10人で使うといくらになりますか?

基本料金だけなら月5,000円(1人当たり500円)です。ここにTeams連携を足すと月20,000円になり、1人当たりは2,000円で基本の4倍です。クラウドサイン連携なら月35,000円、1人当たり3,500円になります。使う連携を先に確定してから見積もりを取ってください。

パッケージ版とクラウド版はどちらが安いですか?

人数によって答えが変わります。 公表価格から計算すると、パッケージ版がクラウド版を追い抜くのは50人で約3.2年、100人で約2.2年、300人で約1.1年、500人で約0.8年です。パッケージの1人当たり単価が人数に対して逓減する(50人で12,000円、1,000人で3,200円)のに対し、クラウドは何人でも年5,500円のままだからです。ただしサーバーの調達・構築、バージョンアップ、バックアップと監視の工数は別途必要です。

パッケージ版の保守費用はいくらですか?

初年度から加入が必須で、ライセンス購入価格の15%/年です。無制限ユーザーのライセンスのみ20%になります。追加ユーザーライセンスとオプションも15%です。

代表印や銀行印を押せますか?

ITreviewのレビューでは公印(代表印・銀行印)の押印機能がないと指摘されています。社内稟議の承認印としての印影表示には対応していますが、対外文書への押印までを同じ基盤で行いたい場合は、クラウドサイン連携(月30,000円)など別の手段を検討してください。

ワークフローEXやコラボフローとどう違いますか?

3製品とも紙やExcelの様式を活かす方向ですが、料金の構造が違います。Create!Webフローは本体が人数比例で、連携オプションが契約単位の定額。コラボフローは帳票出力やモバイルアプリをプランで切り分けます。ワークフローEXは稟議書ファイルがExcelの場合のみ使える機能があり、公式に料金の記載がありません。

1Approvalでの実現方法

1Approvalは、いま使っている承認ワークフロー(Microsoft 365、Teams、Google Workspace、kintone)の上で、承認が降りた時点で発注や手配まで完了させる仕組みです。

Create!Webフローとは解き方が違います。

解き方
Create!Webフロー申請と承認を電子化し、外部システムへ連携する
1Approval承認の先の実行を、組まずに済ませる

Create!Webフローは連携先が広く、Webhookやデータベース連携、API連携まで揃っています。ただし連携は「データを渡すところ」までです。 渡した先で注文が確定するか、誰かが画面を開いて入力し直すかは、受け取る側の作りと自社の設計次第です。そして連携オプションは1つずつ課金されます。

  • 承認と発注の間が消える — 連携を組まなくても、承認後に注文し直す工程がなくなります
  • 申請の入口が1つになる — 何をどこで買うかに関わらず同じ場所から申請できます
  • 費用が法人一括請求にまとまる — 従業員の立替と領収書の回収が発生しません
  • 既存の承認基盤をそのまま使う — 承認フローを置き換えません

連携を買って組むか、組まずに済ませるかという選択です。

まとめ

Create!Webフロー(インフォテック株式会社)のクラウド版は、1ユーザー月額500円、初期費用0円、最低10ユーザー、最低利用期間1年(税別)。単価も下限も素直な水準です。

読み違えやすいのは連携オプションです。ユーザー数に関係なく契約単位の定額で、Teams連携が月15,000円、クラウドサイン連携が月30,000円。10人の会社がTeams連携を付けると1人当たりは4倍になり、500人なら1.06倍です。規模が大きいほど有利になる価格設計で、公表単価だけでの横並び比較が成立しません。見積もりの前に、使う連携を確定してください。

パッケージ版も現役で、全ユーザー数帯の価格が公開されています。クラウド版との損益分岐は50人で約3.2年、100人で約2.2年、500人で約0.8年。パッケージの1人当たり単価が逓減するためで、規模が大きいほど早く逆転します。ただしサーバーの調達・構築と運用の工数は別途です。

評価はITreviewで112件・平均4.1と高く、承認状況の可視化と既存書式の活用が評価されています。一方で印影の設定が分岐の多いルートで複雑、公印に非対応、組織変更でユーザーがフロー上で無効になる場合があるという指摘があります。印影に関する指摘は、紙の見た目を再現する設計の裏返しです。

100人以上で、紙の様式を残したく、連携先が多く必要な会社。 ここに当てはまるなら、強い候補です。他のタイプとの比較はワークフローシステム比較から当たってください。

主な参照先

※本記事は2026年10月時点の公開情報をもとに整理したものです。料金はすべて税別で、1人当たり単価と損益分岐の年数は公表されている価格から計算した値です。パッケージ版の総額にはサーバー費用と構築・運用の工数を含んでいません。レビューの件数・評価・傾向はITreviewの掲載内容に基づきます。最新の仕様と見積もりは提供元にご確認ください。

監修

伏見 匡矩

伏見 匡矩

株式会社エイチ 代表取締役社長

株式会社エイチ代表取締役社長。出張手配・会場手配の実務を起点に、申請・承認から購買実行までを一体で扱う1Approvalを立ち上げ、事業責任者としてプロダクト設計に携わる。承認されたあとの購買・手配をどう自動化するかという観点から、Microsoft 365を基盤とした申請・承認の設計を扱っている。

経歴・運営者情報を見る

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