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desknet's NEOの料金|買い切りとクラウドの差

desknet's NEO(ネオジャパン)の料金を公式の価格表から整理します。クラウド版はライト600円からでワークフローは全プラン標準。パッケージ版は買い切りで、3年総額ではクラウド版の3割前後に収まります。AppSuiteやChatLuckをオプションで足すかプランを上げるかの損益分岐、承認経路の統制機能、そしてGaroonとの選び分けまで扱います。

desknet's NEOの料金|買い切りとクラウドの差

desknet’s NEOの料金を比較サイトで調べると、月額400円、600円、800円と数字がばらばらに出てきます。どれも間違いではありません。プランが4つあり、オプションが十数種類あるからです。

そしてもう一段ややこしいのは、パッケージ版(買い切り)が現役で売られていることです。同じグループウェア内蔵型でもGaroonはパッケージ版の販売終了を公表済みですが、ネオジャパンは価格表を維持しています。しかも3年で見ると、パッケージ版はクラウド版の3割前後に収まります。

本記事では公式の価格ページから料金を整理し、オプションで足すかプランを上げるかの損益分岐、ワークフローの統制機能、そしてGaroonとの選び分けまで扱います。

この記事の要点

  • 提供元は株式会社ネオジャパン(東証プライム上場)。累計販売実績は540万ユーザー以上(2026年3月現在)、自治体・公的機関は1,250以上とされています。
  • クラウド版は初期費用0円・5ユーザーから・1ユーザー単位。ライト600円/スタンダード800円/プレミアム1,000円/チャットプラス760円(1ユーザー月額・税抜)。
  • ワークフローは全プランに標準で入っています。 別料金ではありません。ライト600円の時点で使えます。
  • オプションで足すよりプランを上げたほうが安くなる分岐点があります。 AppSuiteは利用者の4割、ChatLuckは5割を超えたら、プランを上げたほうが安くなります。
  • 交通費・経費精算オプションは1ユーザー100円。基本プランと同ユーザー数が条件です。
  • パッケージ版は買い切り。100ユーザーで500,000円(初年度サポート込み)、2年目以降の年間サポートは90,000円。3年総額ではクラウド版の約31%に収まります。ただしサーバーの調達・構築とバージョンアップ作業が自社に残ります。
  • 承認経路は書式に紐づいて自動で決まる設計です。申請者が承認者を選びません。
  • 統制面で効くのが申請時に経路を変更させない設定です。公式は「承認者が外される不正を防止できます」と説明しています。
  • 異動対策は役割の指定(「経理担当者」など)です。人ではなく役割に経路を紐づけます。
  • ITreviewのレビューは445件・平均3.9。短所では経路設定の条件の入れ子が物足りないという指摘が挙がっています。

クラウド版の料金

公式の価格ページに掲載されている内容です。すべて税抜。

プラン1ユーザー月額含まれるもの
ライト600円グループウェア(ワークフロー含む)、Microsoft 365連携、スマホ/タブレット対応
スタンダード800円ライト+AppSuite(ノーコードのアプリ作成・作成数無制限・API利用可)
プレミアム1,000円スタンダード+ChatLuck(ビジネスチャット)
チャットプラス760円グループウェア+ChatLuck(AppSuiteなし)
  • 初期費用0円
  • 5ユーザーから。1ユーザー単位で契約できます
  • 契約単位期間は1か月または12か月。最低利用期間は1か月
  • 標準ディスク容量は5GB×ユーザー数、ドライブ容量は1GB×ユーザー数
  • プランの組み合わせはできません

ワークフローはどのプランにも標準で入っています。 Garoonの900円がグループウェア全体の価格であるのと同じで、ワークフロー単体の値段ではありませんが、逆に言えばライト600円で承認フローまで使えます。

主なオプション

オプション料金(税抜)条件
AppSuite(アプリ作成)1ユーザー500円5ユーザー〜
ChatLuck(チャット)1ユーザー300円5ユーザー〜
交通費・経費精算1ユーザー100円基本プランと同ユーザー数
タイムカード+CLOUZA(勤怠)10ユーザー2,000円20ユーザー〜・10ユーザー単位
有休管理+申請承認10ユーザー1,500円タイムカードと同ユーザー数
ディスク増設20GB2,000円
クライアント認証1デバイス200円5デバイス〜
Sync for smartphones1ユーザー200円5ユーザー〜
ウェブ会議1会議室10,000円最大10会議室・1会議室5名まで

交通費・経費精算が1ユーザー100円という値付けは目を引きます。楽楽精算やバクラク申請のような専用製品と機能範囲は違いますが、交通費の精算だけが目的なら桁が変わります。

オプションで足すか、プランを上げるか

ここが本記事でいちばん実務的な部分です。

AppSuiteとChatLuckは、オプションとしても買えるし、プランに含まれてもいます。公式サイトは両方を並べているだけですが、どちらが安いかは何人が使うかで決まります。

利用者数をN、そのうちAppSuiteを使う人をkとすると、

  • オプション方式 … 600N+500k
  • スタンダードへ上げる … 800N

この2つが等しくなるのは k=0.4N。つまり利用者の4割です。

同じ計算をChatLuckでも行うと、こうなります。

足したい機能オプション単価プランを上げる場合損益分岐
AppSuite(ライトから)500円スタンダード(+200円)利用者の40%
ChatLuck(ライトから)300円チャットプラス(+160円)利用者の53%
ChatLuck(スタンダードから)300円プレミアム(+200円)利用者の67%

全社で使うならプランを上げる、一部の部署だけならオプションで足す。 100人の会社でAppSuiteを使うのが10人なら、ライト+オプションで月65,000円。全員スタンダードにすると80,000円です。逆に50人が使うなら、オプションは85,000円になってスタンダードより高くつきます。

なお公式ページにはAppSuiteオプションの上限が「ライトまたはチャットプラスの同ユーザー数」と記載されています。基本プランの契約人数を超えては買えないという意味に読めますが、表記に揺れがあるため見積もりの段階で確認してください。

ワークフローの書式を作る人には注意が要る

公式のワークフロー機能ページに、見落としやすい注記があります。

※ワークフローの申請書式を作成するユーザーに対して、AppSuiteのライセンスが必要です。

これはAppSuite連携の説明に付いた注記です。AppSuiteで作った画面をそのまま申請書として使う構成では、書式を作る担当者にAppSuiteライセンスが要るということになります。全ユーザーではなく作成者だけですが、「ライトのままAppSuite相当の申請書を作る」ことはできません。

標準のワークフロー機能だけなら、書式は「ラジオボタンや入力欄などの部品をドラッグ&ドロップで並べるだけ」で作れるとされています。どこまでを標準で作れて、どこからAppSuiteが要るのかは、実際に作りたい申請書を1枚持ってトライアルで試すのが確実です。

パッケージ版と3年総額

パッケージ版は買い切りです。基本ライセンスには初年度の年間サポートが含まれ、2年目以降は年間サポート費用が別途かかります。最低5ユーザーから。

ユーザー数基本ライセンス年間サポート(2年目以降)
20150,000円18,000円
50250,000円45,000円
100500,000円90,000円
3001,500,000円180,000円
1,0004,760,000円760,000円

AppSuiteのパッケージ版も別売りで、100ユーザー400,000円(年間サポート72,000円)です。

クラウド版のライト(600円)と3年で並べると、こうなります。

desknet's NEOの3年総額をクラウド版とパッケージ版で比べた棒グラフ。20人でクラウド432,000円に対しパッケージ186,000円、100人でクラウド2,160,000円に対しパッケージ680,000円と、どの規模でもパッケージ版が3割前後に収まることを示している

ユーザー数クラウド3年パッケージ3年比率
20人432,000円186,000円43%
50人1,080,000円340,000円31%
100人2,160,000円680,000円31%
300人6,480,000円1,860,000円29%

※クラウドはライト600円×人数×36か月、パッケージは基本ライセンス+2年目以降の年間サポート2年分で計算した値です。

どの規模でも3割前後です。 ただしこの数字だけで決めないでください。パッケージ版には価格表に載らない費用が続きます。

  • サーバーの調達と構築 — 物理でもIaaSでも、3年間の費用が乗ります
  • バージョンアップ作業 — 自社で計画し、検証し、実施します
  • バックアップと監視 — 運用の担い手が要ります
  • セキュリティパッチの適用

情シスに運用の担い手がいて、閉域網での利用やカスタマイズの要件があるなら、パッケージ版は合理的な選択です。レビューでも「オンプレミスや閉域網にも対応できる」点が評価されています。逆に担い手がいないなら、3割という数字は実現しません。

総額の出し方はワークフローシステムの費用相場|総額の出し方に整理しています。

ワークフロー機能で押さえるべき4点

公式の機能ページの記述から整理します。

1. 経路は書式に紐づいて自動で決まる

「承認経路は申請内容や、自分の部署に応じて自動で決まるので、申請する相手を調べたり、自分で選ぶ必要がありません」と説明されています。

申請者が承認者を選ぶ設計は、選び間違いと意図的な迂回の両方を生みます。書式を選べば経路が決まる設計は、この入口を塞ぎます。

分岐については「金額等に応じた申請経路の分岐や、合議、決済種別の指定が可能です」とされています。Garoonの分岐が「最大構成の経路から条件に応じてステップを省略する」方式なのに対し、こちらは金額による分岐として素直に設定できる書き方です。

2. 申請時に経路を変更させない設定

これが統制面でいちばん効きます。公式の表現はこうです。

申請時に経路を変更させない設定が可能で、申請者が経路を間違えたり、承認者が外される不正を防止できます。

「承認者が外される」という言い方をしている製品は多くありません。経路を申請者が編集できる製品では、本来通すべき決裁者を外した申請が通ってしまう余地が残ります。この設定の有無は、監査で説明できるかどうかに直結します。

書式ごとのアクセス制限(各書式を使える利用者を設定できる)と組み合わせると、「誰が・どの申請を・どの経路で出せるか」を固定できます。内部統制の考え方は職務権限規程の作り方|決裁金額の決め方で整理しています。

3. 異動は「役割の指定」で吸収する

「『経理担当者』などの役割の指定で、人事異動時の負担を軽減します」とされています。

承認者をどう維持するかは製品ごとに解き方が違います。

製品解き方
jinjer人事マスタに載せ、異動したら自動で追従する
kickflow組織図の切り替えを予約する
AgileWorksプライベートロールで相対参照する
MAJOR FLOW兼務時の連続承認で押す回数を減らす
desknet’s NEO役割に経路を紐づけ、役割の中身を入れ替える

役割方式は設定が素直で、人事システムとの連携を前提にしません。一方で役割の割り当てを更新する運用が自社に残ります。異動のたびに誰かが直す、という作業は消えません。

4. 承認者側の細かい機能

  • 自動承認/代理承認
  • 複数の申請書の連続承認(一覧からまとめて処理)
  • 急を要する案件で引き上げ承認 — 上位者が滞留案件を引き上げます(MAJOR FLOWにも同じ機能があります)
  • 承認ステップごとのコメント投稿
  • これから自分に届く予定の申請の確認
  • 承認時の添付ファイル追加
  • スマートフォンからの承認

「これから自分に届く予定の申請の確認」は他製品であまり見ません。承認者が先に内容を把握できるため、回ってきてから調べ始める時間が減ります。差し戻しはなぜ減らないのかで書いた「承認者が内容を理解していないまま判断を迫られる」状態への対策になります。

なお承認時には、紙と同じように承認者の印鑑イメージが表示されます。紙からの移行で抵抗を減らす作りです。

Garoonとの選び分け

同じグループウェア内蔵型で、日本国内の二大勢力です。公表情報から比べます。

desknet’s NEOGaroon
提供元株式会社ネオジャパンサイボウズ株式会社
クラウド月額600円(ライト)900円
最低人数5ユーザー10ユーザー(1サブドメインにつき)
経路分岐金額等に応じた分岐最大構成から条件でステップを省略
経路の編集権限書式ごとのアクセス制限あり設定は管理権限を持つユーザーのみ
パッケージ版現役(買い切り)2027年10月より順次販売終了、2033年1月サポート終了
拡張AppSuite(ノーコード)kintone併用の専用コースあり

価格と最低人数ではdesknet’s NEOが入りやすく、拡張の広さではGaroon+kintoneの組み合わせが上です。そしてオンプレミスを続けたいならdesknet’s NEOしか選択肢が残りません。Garoonのパッケージ版は終了が公表されています。

どのタイプを選ぶかの整理はワークフローシステム比較|3タイプの違いと選び方にまとめています。

評判

ITreviewに掲載されているレビューは445件・平均3.9です。445件は国産グループウェアとしてかなり大きな母数で、評価の分布も5.0が35件、4.0〜4.5が240件、3.0〜3.5が122件、2.0〜2.5が39件、1.0〜1.5が9件と公開されています。

長所としてよく挙がるもの

  • スケジュール共有と設備予約が一元化でき、二重予約が減る
  • ワークフローで申請・承認を電子化でき、紙運用の削減につながった
  • 画面がシンプルで、ITに詳しくない社員でも習得しやすい
  • 文書管理・回覧・掲示板がまとまっており、社内ポータルとして使える
  • 価格が比較的安く、オンプレミスや閉域網にも対応できる
  • 動作が軽く安定している

短所としてよく挙がるもの

  • スマホアプリはPC版より機能や操作性が制限され、重く感じられることがある
  • デザインがやや古く、画面レイアウトのカスタマイズ性が低い
  • 検索やナビゲーションが弱く、ポータルが情報過多になると探しにくい
  • ワークフローの経路設定(条件の入れ子など)が物足りない
  • 複数日にまたがる予定が1行表示に限られる
  • 祝日設定を毎年手作業で行う必要がある

公式とレビューで評価が割れているのが経路設定です。 公式は「柔軟な経路設定」と書き、レビューは「条件の入れ子が物足りない」と書いています。

矛盾ではありません。金額による単純な分岐はできるが、条件を入れ子にした複雑な経路は苦手、と読むのが実態に近いはずです。自社の稟議に「金額が一定以上かつ特定の部署なら、さらに役員を追加する」といった複合条件があるなら、その1本をトライアルで実際に組んでから決めてください。

向く会社、向かない会社

向く会社

  • グループウェアとワークフローをまとめて1本化したい
  • 価格を抑えたい。5ユーザーから、1ユーザー単位で始められます
  • オンプレミス・閉域網の要件がある。パッケージ版が現役なのは大きな差です
  • 情シスに運用の担い手がいて、3年の総額を最小化したい
  • 申請者に経路を触らせたくない。経路変更の禁止が標準で設定できます

向かない会社

  • 稟議の経路に入れ子の複合条件がある。レビューで弱点として挙がっています
  • スマホからの利用が中心。アプリの制約が短所として繰り返し挙がっています
  • すでにグループウェアがあり、ワークフローだけを足したい。この製品はグループウェアごと入れ替える選択です
  • 画面の作り込みやデザインの自由度を重視する

よくある質問(FAQ)

desknet’s NEOのワークフローは別料金ですか?

別料金ではありません。全プランに標準で含まれます。クラウド版の最安プランであるライト(1ユーザー月額600円・税抜)の時点で利用できます。

最低何人から契約できますか?

クラウド版は5ユーザーから、1ユーザー単位で契約できます。初期費用は0円、最低利用期間は1か月です。パッケージ版も最低5ユーザーからです。

AppSuiteはオプションとプランのどちらで買うべきですか?

利用者の4割が目安です。 ライト(600円)+AppSuiteオプション(500円)と、スタンダード(800円)を比べると、AppSuiteを使う人が全体の40%を超えたところでスタンダードのほうが安くなります。100人中10人ならオプション、50人ならスタンダードです。

パッケージ版とクラウド版はどちらが安いですか?

3年総額ではパッケージ版がクラウド版の3割前後です。 100ユーザーならクラウド2,160,000円に対しパッケージ680,000円(ライセンス+2年分のサポート)。ただしサーバーの調達・構築、バージョンアップ作業、バックアップと監視が別途必要です。運用の担い手がいなければこの差は実現しません。

申請者が承認者を勝手に変えることはできますか?

「申請時に経路を変更させない設定」が用意されています。 公式は「申請者が経路を間違えたり、承認者が外される不正を防止できます」と説明しています。書式ごとのアクセス制限と組み合わせれば、誰がどの申請をどの経路で出せるかを固定できます。

人事異動のたびに経路を直す必要がありますか?

「経理担当者」などの役割を指定して経路を組むことで負担を軽減できるとされています。人ではなく役割に紐づけるため、異動時は役割の割り当てを入れ替えます。ただし割り当てを更新する作業自体は残ります。人事システムから自動で追従させたい場合は、別の製品が候補になります。

Garoonとどちらを選ぶべきですか?

価格(600円対900円)と最低人数(5人対10人)ではdesknet’s NEOが入りやすく、kintone併用による拡張ではGaroonが上です。決定的なのは提供形態で、Garoonのパッケージ版は2027年10月より順次販売終了が公表されています。オンプレミスを続けるならdesknet’s NEOが残る選択肢です。

複雑な承認経路は作れますか?

金額等に応じた分岐、合議、決裁種別の指定は公式に明記されています。一方でITreviewのレビューには条件の入れ子が物足りないという指摘があります。複合条件がある場合は、実際の申請書を1枚持ってトライアルで組んでから判断してください。

1Approvalでの実現方法

1Approvalは、いま使っている承認ワークフロー(Microsoft 365、Teams、Google Workspace、kintone)の上で、承認が降りた時点で発注や手配まで完了させる仕組みです。

desknet’s NEOとは解き方が違います。

解き方
desknet’s NEO申請と承認を1つのグループウェアにまとめる
1Approval承認の先の実行を、組まずに済ませる

desknet’s NEOが埋めるのは「申請が紙で回っていて、どこにあるか分からない」という問題です。そこは解決します。一方で承認が降りたあとの発注・手配・支払は対象外です。承認済みの稟議書を見ながら、誰かが別のサイトで注文し直す工程は残ります。

  • 承認と発注の間が消える — 連携を組まなくても、承認後に注文し直す工程がなくなります
  • 申請の入口が1つになる — 何をどこで買うかに関わらず同じ場所から申請できます
  • 費用が法人一括請求にまとまる — 従業員の立替と領収書の回収が発生しません
  • 既存の承認基盤をそのまま使う — 承認フローを置き換えません

申請を電子化するか、承認の先を埋めるかという選択です。紙が残っているなら前者が先、承認は降りているのに実行が止まるなら後者です。

まとめ

desknet’s NEO(株式会社ネオジャパン)のクラウド版は、初期費用0円・5ユーザーから・1ユーザー単位で、ライト600円/スタンダード800円/プレミアム1,000円/チャットプラス760円(1ユーザー月額・税抜)。ワークフローは全プラン標準で、ライト600円の時点で使えます。

オプションとプランの使い分けには分岐点があります。 AppSuiteは利用者の4割、ChatLuckは5割を超えたら、オプションで足すよりプランを上げたほうが安くなります。公式サイトは両方を並べているだけなので、ここは自分で計算してください。

パッケージ版が現役で売られているのは、いまや大きな差別化です。 3年総額ではクラウド版の3割前後に収まります。ただしサーバーの調達・構築とバージョンアップ作業が自社に残るため、運用の担い手がいなければこの数字は実現しません。

ワークフローの性格は「統制寄り」です。経路は書式に紐づいて自動で決まり、申請時に経路を変更させない設定で承認者が外される余地を塞げます。異動は役割の指定で吸収します。一方でレビューでは条件の入れ子が弱点として挙がっており、複合条件のある稟議はトライアルで実際に組んでから判断するのが確実です。

価格と最低人数の低さ、そしてオンプレミスが選べること。この3点が効く会社には、強い候補です。

主な参照先

※本記事は2026年10月時点の公開情報をもとに整理したものです。料金はすべて税抜で、3年総額と損益分岐は公表されている単価から計算した値です。レビューの件数・評価・傾向はITreviewの掲載内容に基づきます。パッケージ版の総額にはサーバー費用と構築・運用の工数を含んでいません。最新の仕様と見積もりは提供元にご確認ください。

監修

伏見 匡矩

伏見 匡矩

株式会社エイチ 代表取締役社長

株式会社エイチ代表取締役社長。出張手配・会場手配の実務を起点に、申請・承認から購買実行までを一体で扱う1Approvalを立ち上げ、事業責任者としてプロダクト設計に携わる。承認されたあとの購買・手配をどう自動化するかという観点から、Microsoft 365を基盤とした申請・承認の設計を扱っている。

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