IT資産・デバイス管理に関する記事
PC・スマートフォンの調達から貸与・棚卸・回収までを、購買と台帳の両面から扱った記事です。
台帳と端末管理は別の仕組み。どちらも購買から始まる
PC・スマートフォンの管理では、「誰に何を貸しているか」の台帳と、「端末そのものを制御する」仕組みの2つが必要です。混同されやすいので、役割の違いと、購買との接続から整理します。
備品台帳とMDMは守備範囲が違う
備品管理システムは、資産番号・貸与先・貸出日・返却日・棚卸の結果を記録する台帳の仕組みです。一方、端末管理(MDM)は端末そのものを制御する仕組みで、紛失時のリモートロック、アプリの配布、OS更新の把握、退職時のデータ消去を担います。
台帳だけでは、紛失した端末の中身を守れません。MDMだけでは、その端末を誰にいつ渡したかという経緯が残りません。PC・スマートフォンについては、両方を持つ前提で考えてください。
調達の時点で台帳に載せる
台帳がずれる最大の原因は、購買と台帳の運用が分かれていることです。発注の時点で台帳に行ができ、キッティングと管理ツールへの登録までが一連の流れに組み込まれていれば、入社・退職のたびに現物と記録が食い違う状況は起きにくくなります。
逆に、購買サイトの注文履歴だけが記録として残っている状態では、誰が承認して誰に渡したかが追えません。購買の承認記録と資産台帳が地続きになっているかを、一度確認してみてください。
どの記事から読むか
IT資産の記事は、渡す・記録する・制御する・回収する、という流れで並びます。台帳や製品の比較から入りがちですが、先に入退社の業務を整理したほうが、必要な機能がはっきりします。
台帳がずれる原因は製品の機能不足ではなく、登録のタイミングが日常業務の外にあることです。この構造を押さえてから製品を比べてください。
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